【補足】 なお,本問では,図形C が1点になってしまうときのt の値,すなわち,上記のt =1,t =2に対応する点(1,1),(2,2)(←これらはt =1,2に対応する図形C そのもの)がそのまま除外点となりましたが,一般には,これらの点は,必ずしも円C の通過する領域から除かれるとはいえません. なぜなら,もしもこれらの2点(1,1),(2,2)のどちらかを,t ≠1,2なる値のt に対応する円C が通ることがあったとしたら,その点は円C の通過する領域に含まれてしまうことになるからです. しかし,本問の場合は, なので,この式により, 図形C が(x ,y )=(1,1)を通るときのt は,t =1のみ, 図形C が(x ,y )=(2,2)を通るときのt は,t =2のみ, であることが容易に分かり,確かにこの2点は円C が通過領域から除かれます. |