【渋谷会場】
【日 時】 2024年 9/30(月),10/7(月)[全2回]【時 間】 18:00~20:40(75分×2) 【講 師】 横戸 宏紀(東京出版「大学への数学」編集長) 「整数」は,覚えなくてはならない事項が少ない割には,問題のバリエーションが豊富で,とにかく独習しにくい分野です. しかも,難関校では高い頻度で難問が出題されています.ですから,整数の問題が解けるようになることは,合格へ大きく前進することになるはずです. そこでこの講座では, ・整数の問題特有の考え方を身につけ, ・整数に関する重要定理,有名事実を知る ことによって,整数問題を得点源にすることを目標にします. 2日間の短い講座ですが,大量の補助プリントを用いて,入試に出てくる整数問題のすべてのパターンを網羅するようつとめます.講義を受けた後にプリントの内容をしっかり身につけることで,あなたの「整数」の対策は万全になることでしょう. |
【渋谷会場】
【日 時】 2024年 10/21(月),10/28(月)[全2回]【時 間】 18:00~20:40(75分×2) 【講 師】 條 秀彰(東京出版「大学への数学」編集部,「中学への算数」編集長) この講座では,多くの受験生が苦手とする論理・論証の分野を,全2回で徹底的に攻略します. 証明問題を得意にするポイントとしては, ◎必要性・十分性といった論理の言葉や,背理法・数学的帰納法などといった手法をきちんと理解し,適用できるようになること ◎自分の手と頭を動かして試行錯誤すること (たとえば,抽象的な問題では具体例を考え,そこから何が読み取れるか考える) などが挙げられます. 上記のポイントについて,「様々な問題に共通する考え方は何か」「なぜそのように考えるのか」といった点に重点を置いて解説します.「論証問題はパターン化できないから苦手だ」という人もいるでしょう.奇抜な発想を要する難問もたしかにありますが,式の見方や使う手法にある程度のパターンがあるのも事実です.そういったものについては類題を配布するなどして,皆さんが論理・論証 を得点源にできるよう心がけます. 講義本体で扱う題材は文理共通のものに限り,数IIIの分野で論証力を必要とする問題は,補助プリントで補います. |
【渋谷会場】
【日 時】 2024年 11/11(月)[全1回]【時 間】 18:00~20:40(75分×2) 【講 師】 伊香 匡史(東京出版「大学への数学」執筆者) 定義域,値域ともに実数である関数を考える場合にはグラフを使います.それは,定義域と値域の数直線(実数直線)の間の関係を視覚的に捉えることができるからです.このように,意識の表面にはあまり出てこなくても,実数を扱うときは数直線を使って考えているのです. 同じように,複素数それ自体を扱う問題では,複素数平面上で図形を扱うこととほぼ同義です.したがって,複素数を考えるとは複素数平面を考えること,すなわち複素数平面上の図形(点,直線,円,etc…)及びその変換―図形の間の対応―を考えることです. この講座では,様々なタイプの複素数の問題に図形的側面から光を当てることで,視覚的に処理していく手法を学びます.特に難関校で出題される応用的,実践的な問題が,基本的な事項の組合せやちょっとした変奏に過ぎないことがよくわかるでしょう. そうした複素数の図形的側面の,基本から応用までを一日でまとめます. 複素数が大好きな人はもちろん,勉強があまり進んでいない人,複素数が苦手な人も,得るものはたくさんあるはずです.この講座で複素数を得意分野にしてしまいましょう. |
【渋谷会場】
【日 時】 2024年 11/18(月)[全1回]【時 間】 18:00~20:40(75分×2) 【講 師】 山崎 海斗(東京出版「大学への数学」編集部) 空間図形(立体図形)は,その形状や位置関係などがつかみにくく,また問われる内容も,点の位置,線分の長さ,面積,体積等々と多岐にわたるため,当然難問率が高く,苦手に感じている人も少なくない分野です.それを攻略するツールとしても,ベクトル・空間座標をはじめ,三角比・三角関数,初等幾何の知識(諸定理),さらには求積や最大・最小を求める際の微積分までと幅広く,その選択にも迷いがちです. この講座では,入試本番までにおさえておきたい,空間図形に関する標準~発展的な問題(数III分野の問題を多く含む)を扱います.その解説では,他の問題にも応用がきく様々な手法,およびその問題の関連知識をあわせて紹介していきます.この機会に空間図形を得意分野にし,一気に実力を加速させましょう. |