渋谷会場 冬期・直前講習(受験生向け)
思考力を鍛える問題を演習し,初見の問題に対応する適応力を鍛える! [日程] 2024年 12/20(金),21(土)[全2日間] [時間] 18:00~20:40(75分×2) [担当] 安田亨(「大学への数学」執筆者) 受験雑誌「大学への数学」および「大数ゼミ」は常に大学入試の最先端にある.大学入試問題の中には大数の記事や学コンの問題から題材を得て出題しているものが少なくない.世間から見れば新傾向でも,それは大数の普通である.これは入試問題全体を見て,注目すべき問題を確実に拾い上げていること,分析力の確かさが信頼を得ている証拠である.大数ゼミでは,いくつもの的中の実績があるが,的中は二の次である.演習を通して,計算力,思考の構築をしていくことが,何が出ても大丈夫な実力を養っていくのである. この講座では2025年の入試を予想した問題,真に思考力を鍛える問題を演習しよう.範囲は数I,A,II,B,III,C全範囲とし,レベルは難関校の標準からやや難を中心に,東大,慶応大・医レベルの難問も数題取り上げ, 国公立理系・難関私立大をめざす人を対象とする.新作問題を通じて,初見の問題に対する適応力も鍛えられるだろう. |
毎年「目からウロコ」の受験生が続出する講座を磯部幸久が, 共通テストの傾向も踏まえて,さらにバージョンアップして登場 [日程] 2024年 12/12(木),13(金)「現代文,古文・漢文」[全2日間] [時間] 18:00~20:40(正味150分) [担当] 磯部幸久 共通テスト試験まで約1ヶ月の時期つまり最終的な追い込みの直前期に「のんびり」とした学習方法は,効果が薄い.特に理系の生徒は,理系学習の合間の僅かな時間を有効に使わなければならない.だからこそ,他教科以上の効率的かつ効果的な学習が望まれる.そこで本講座では,短期完成のための手法と残り約1ヶ月での学習方法を中心にレクチャーする.1日目が現代文,2日目が古典である.また共通テストに現れるようになった,複数資料の統合問題の攻略法についてもレクチャーする. とかく巷で喧伝されている現代文の解法は,要約や段落ごとのまとめを求めるなど,時間のかかる,しかも高度な学力を要するものがほとんどだ.「キーワード」なんて言われても??の受験生も少なくない.しかし「国語力」があまり高くなくても,「言い換え」や「解釈」,「心情分析」等の問題には必須の方法がある.選択肢の文が長くて混乱する人も,チェックする箇所を知れば,「それなりの国語力」で正答に至り,高得点が望める.これらは,現代文・古典共通だ.時間がないからこその必要な解法を体得しよう.具体的には,短時間で解法をマスターし,高得点を得るために,本文を用いずに設問と選択肢から解答を絞る秘訣を伝授する.考えを改めよう,自信のない人・不安定な成績の人こそ伸びる余地が大いにあるのだ.最後に大きなジャンプをしてほしい. |
東大・理系受験生のための,直前の必須問題演習! [日程] 2025年 1/23(木),24(金)[全2日間] [時間] 18:00~20:40(75分×2) [担当] 條秀彰(東京出版「大学への数学」編集部) 東大・理系の入試では,微積分の問題が毎年出題されるのはもちろんのこと,整数,確率,空間図形,複素数平面といった分野も高い頻度で出題されます.また,形式面では,複数の小問に分かれていて,小問ごとのつながりを意識させる出題が多いという特徴があります.さらに,近年は高難度のセットが続いており,試験時間に対する処理量が特に多いため,これまで以上に問題の取捨選択が重要だと言えます. この講座では,東大の入試で特に頻繁に出題されるテーマを徹底的に扱うことによって,合格の可能性を高め,二次試験までの1ヶ月間でどのような学習をすればよいかの指針を与えることを目的としています. 2日間を通して,主に以下の分野を扱います. 整数,確率,数列,複素数平面, 微積分(不等式,極限,求積など),座標,空間図形 なお,扱う問題は東大以外の大学の入試問題やオリジナルの問題から,東大で出題される可能性が高そうなものを選びました.また,難易度は,合否を分けるレベルのもの,およびそれよりやや上のもの(完答できると有利になるものや,うまく部分点を取りたいもの)を中心にします. |
2次試験に対応する答案作成力を鍛える,記述答案添削テストゼミ! ※こちらの講座は動画配信いたしません. [日程] 2025年 1/30(木),31(金),2/3(月)[全3日間] [時間] 18:00~20:50(100分テスト+60分解説) [担当] 條秀彰 + 横戸宏紀 + 伊香匡史 「大学への数学」編集部 「大学への数学」編集長 「大学への数学」執筆者 共通テスト試験直後に,共通テストなまりをしているであろう頭を2次や私大向けに切り換えることを主眼とする,難関大学理系対策のテストゼミである. 3日間を通じて,大学入試の全出題範囲の中から,難関大の出題頻度や近年の傾向などを分析し,実戦的かつ受験生がミスをおかしがちな箇所を十分に考慮した問題を扱う.月刊「大学への数学」誌上で実施している「大数模試・ハイレベルコース」の入試直前版を会場で実際に受験し,答案の採点を受けると考えてもらえれば良いだろう. はじめに100分間本番さながらのテストを行い,“自分がどう取り組んだか?”という考えが鮮明なうちに,ただちに解説授業を行う.さらに,「大学への数学」学力コンテスト採点担当者が採点を行い,原則として翌日に答案を返却する(最終日の分は郵送).という,直前期のテストゼミとしては最も理想的な講義形態で,実戦力の強化,直前の総点検,弱点克服をねらう. テストの解説では,入試での最重要ポイントをクローズアップする.加えて,その採点データをもとに,間違いの多かった箇所や必ず身につけておきたい事項と別解などをまとめた詳しい講評を「大学への数学」編集部が作成して答案と同時に配布する. このように,テスト+解説を受けた記憶が鮮明なうちに,採点された答案と講評を用いて,弱点のチェック,減点されない答案の書き方などの最終確認を行なう事ができるので,弱点克服はもちろん,この時期必要とされる,答案作成力と実戦力の完成に絶大な効果を約束する講座である. |
渋谷会場 冬期集中講習(低学年向け)
数I,数Aの基本からのレベルアップ! [日程] 2024年 12/23(月),24(火),25(水)[全3日間] [時間] 18:00~20:40(75分×2) [担当] 香山泰祐 + 中里仁謙 「高校への数学」編集部 「大学への数学」執筆者 数I,Aを‘現在学習中’もしくは‘一通りは学習したが,入試の難問を自力で解くのはまだ辛い’という人を対象に,3日間で以下のテーマについての学力アップを目指します. 第1章「2次関数の足腰を強くしよう」 2次関数は,高校数学の土台の一つです.教科書程度の知識は身につけていることを前提に,最新の大学入試問題でぶつかってみることにしましょう.教科書程度のレベルとの橋渡しに丁度良い難易度の問題を用意します. 第2章「2次関数に現れる重要手法を身につけよう」 前日に引き続き,2次関数を扱います.土台ではあるけれど,2次関数がらみの入試の難問は数多く出題されています.このような問題に対処するときに重要なキーとなる手法(例えば「逆手流」と呼んでいるものや,グラフの有効活用(文字定数の分離)など)を中心に解説をしていきます.これらの手法は2次関数以外の問題でも利用できる大切な考え方です. 第3章「三角比と図形」 三角比の問題(おもに図形がらみ)を扱います.面白いと思われる問題を通して正弦定理・余弦定理だけでなく,三角関数を使った面積公式などの使い方もマスターしましょう. |
数II,数Bの基本からのレベルアップ! [日程] 2024年 12/17(火),18(水),19(木)[全3日間] [時間] 18:00~20:40(75分×2) [担当] 伊香匡史 + 中里仁謙 「大学への数学」執筆者 「大学への数学」執筆者 数I,Aを学習済みで,数II,Bの教科書の基本事項程度はわかっていて,‘これから大学入試程度の発展学習に進みたい’という人を対象とします.3日間で以下のテーマを重点的に講義します. 第1章「ベクトルの必須手法と図形への応用」 1次独立や内積などの基本的な事項を概観し,2次元の平面,3次元の空間それぞれでの共通部分や相違点を確認します.ベクトルを通して見ることで,様々な図形の問題を計算によって解決できることも,あわせて確認していきます. 第2章「放物線の幾何と微積分」 数IIの微積分の主役は2次関数と3次関数ですが,ここでは‘2次関数=放物線’にスポットを当てて,是非知っておきたいその有名性質(興味深い事実,入試でよく題材になる性質)を一覧し,それらを可能な限りスッキリとした形で解説します.放物線を知ると同時に微積分の応用力アップにつながるでしょう. 第3章「3次以上の関数の微積分」 放物線に幾何学が見られるように,3次関数にもいろいろな性質があります.その多くは,うまく平行移動すると奇関数になる.すなわち3次関数のグラフが点対称であることから導かれます.放物線が線対称なのと似ていますね.また,厳密には数IIの範囲からはずれますが,4次関数についても典型的な問題を考えてみましょう.これらの考察は関数のグラフに対する,解析(微積分)的は視点を与えてくれるでしょう. |